雄うさぎの去勢手術について
雄うさぎの去勢手術は、精巣を外科的に取り除く手術で、健康面・行動面の両方でさまざまなメリットがあるとされています。
■ 去勢手術を行う主な理由
雄うさぎでは、思春期以降に次のような行動や問題が見られることがあります。
- なわばり意識の強まり
- マーキング(スプレー行動)
- 攻撃性の増加
- 発情に伴うストレス
去勢手術を行うことで、これらの行動が軽減されることが期待できます。
また、加齢とともに発生しやすくなる精巣腫瘍の予防にもつながったり、雌との多頭飼育において妊娠を予防する事もできます。
■ 手術の流れ
- 事前検査
全身状態を確認するため、身体検査・血液検査などを行います。 - 麻酔と手術
全身麻酔下で両側の精巣を摘出します。
うさぎはデリケートな動物のため、麻酔管理を慎重に行います。 - 術後のケア
目が覚めた後の体調を確認し、問題がなければ当日または翌日の退院となります。
ご自宅では、食欲・排便・傷口の状態を観察していただきます。
■ 手術のメリット・注意点
メリット
- 発情に伴うストレスの軽減
- マーキングや攻撃性の改善が期待できる
- 精巣腫瘍の予防につながる
注意点
- 全身麻酔を使用するため、体調や年齢により実施できない場合があります。
- 行動の変化には個体差があります
症例紹介
症例は8ヶ月のうさぎです。去勢手術のために来院しました。


精巣を摘出する前と摘出後の陰嚢です。うさぎの避妊去勢手術では通常日帰りで退院できます。
うさぎの予防手術をご希望であればご相談ください。
