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ハムスターの頬袋脱について
ハムスターには、食べ物を一時的にためておくための「頬袋(ほおぶくろ)」という袋状の器官があります。
頬袋脱とは、この頬袋が口の中に戻らず、外に飛び出したままになってしまう状態をいいます。
主な原因
- 頬袋に硬い食べ物や尖ったものが詰まった
- 無理に詰め込みすぎた
- 頬袋に傷や炎症が起きた
- 加齢や体力低下により、頬袋を戻す力が弱くなった
症状
- 口の横からピンク色~赤色の袋状のものが見える
- 頬が大きく腫れている
- よだれが増える、食べづらそうにする
- 元気や食欲が低下する
飛び出した頬袋はとてもデリケートで、乾燥・出血・感染を起こしやすいため、放置すると状態が悪化することがあります。
症例紹介



画像は麻酔前の状態・麻酔中術前の状態・手術後の状態です。頬袋は浮腫が起きて腫れており、もとに戻すことが難しい状態でした。頬袋が感染を起こすと全身に広がるなどして状態が悪くなることがあるため片側の頬袋の摘出手術を行います。術前はご飯が食べづらい状態でしたが、術後は問題なく食べられるようになりました。頬袋の脱出は緊急に対処したほうがいいこともあるため、異常がみられたら早めにご連絡ください。
