聴診器を当てられている猫

循環器科

聴診で心雑音が確認された場合や、血液検査にて心臓病の疑いが出た場合に、レントゲン検査や超音波検査を用いて診断を行います。僧帽弁閉鎖不全症など弁膜症や、肥大型心筋症や拡張型心筋症などの検査・治療はもちろん、肺高血圧症や血栓症の診断・治療も可能です。

神経・整形外科

橈尺骨骨折脛腓骨骨折、大腿骨骨折など頻度の高い骨折整復術から、歯周病の悪化による顎骨の骨折など様々な症例に対応しています。膝蓋骨脱臼(パテラ)股関節脱臼など関節外科にも対応しています。
骨折の治療では治癒率向上の為に海綿骨移植を行っています。
ウサギやハムスターの骨折などエキゾチックアニマルの整形外科にも対応しております。

神経外科では腰のヘルニアだけでなく首の椎間板ヘルニアにも対応しております。腰のヘルニアに対しては可能な限り通常の手術ではなく、腰の不安定性が出にくい小範囲椎弓切除術を行っております。脊髄軟化症に対する緊急救命手術も行っております。

抱き抱えられている猫
注射をされている犬

腫瘍科

乳腺腫瘍(乳がん)など一般的なものから、肝臓がん、腎臓がん、リンパ腫、脊髄腫瘍などの摘出手術まであらゆる症例に対応しています。高齢動物や状態の悪い動物にも短時間で手術を行うことでより安全性を高めています。
化学療法では抗がん剤の副作用をできるだけ抑えてがんの治療をしたり、副作用のほぼ出ないがんのコントロールも行えることもあります。
ウサギやハムスターなどのエキゾチックアニマルの腫瘍摘出も数多く行っております。

ガンがあるかどうか調べられる犬の血液検査も可能です。詳しくはこちら

麻酔科

手術や処置で必要になる麻酔を、様々な薬と方法を組み合わせることでできるだけ安全に行っています。注射麻酔やガス麻酔だけでなく、神経ブロック麻酔も行い、血圧などの循環が維持されるようにしています。術後の持続鎮痛も行っています。手術だけでなく、痛みのある慢性疾患に対するペインコントロールも行っています。
エキゾチックアニマルであるハムスターなど小型の動物にもリスクを最小限にして麻酔をかけることが可能です。

麻酔を撃たれている猫
診察台の上にいる犬

腎泌尿器科

慢性腎臓病の内科的コントロールや、尿道閉塞、膀胱結石などの頻度の高い手術、膀胱腫瘍や尿管閉塞に対する手術も行っております。尿管閉塞に対してはSUB(尿管皮下バイパス術)だけでなく、尿管結石の摘出術や尿管ステント術行っております。また、SUBシステムの閉塞症例に対する閉塞解除術も行っております。嚢胞腎に対する内科的治療や、嚢胞の拡大を防ぐ外科手術も行っております。

皮膚科

難治症例に対して様々な検査を組み合わせ、診断をすることで、治療を行っていきます。マラセチア性皮膚炎や皮膚糸状菌症に対する治療を始め、薬剤耐性菌によって治療困難になってしまった症例の治療も良い成績をあげております。また、アトピー性皮膚炎やアレルギー、乾燥肌に対する治療も行っております。自宅での投薬が不要な治療法も行っております。

ペット用のお薬
歯が剥き出しの犬

歯科

歯石取りなどの予防歯科から、口内炎、歯肉炎、歯根膿瘍などの歯科全般の治療を行っています。高齢動物の歯石取りなどもリスクをできるだけ抑えて行っております。抜歯など痛みを伴う処置の場合は、神経ブロック麻酔など、局所麻酔を組み合わせることで(マルチモーダル麻酔)痛みの少ない治療を行っております。
ウサギやモルモットで多い不正咬合に対する歯切り処置も行っております。

エキゾチックアニマル科

ウサギ、モルモット、ハムスター、チンチラ、ハリネズミ、フェレット、デグーなどのエキゾチックアニマルに対して、犬猫同等レベルの治療を行っております。食滞、鼓腸症などの内科的治療や、子宮蓄膿症や膀胱結石など開腹手術、腫瘍摘出手術整形外科まで対応しております。

エキゾチックアニマルの写真
再生医療

再生医療

犬猫で腎臓病などの難治性疾患に対して再生医療が可能です。下記の症例が対象疾患です。